2012-07-28

お野菜フェスタ開催中ニャ〜

昨年の8月に訪れたCosmic Energy主催の「お野菜フェスタ」が、いよいよ開催!!

沢山の野菜を積み込み、岩手からはるばるやってきた田村夫妻は、野菜パワーのおかげか朝から元気いっぱい!!




固定種にこだわり、農薬・化学肥料の不使用はもちろんのこと、有機肥料も施さずに育てられた野菜は、
正に大地の味!!!

カラフルなニンジンは、すべて1g=1yenという値段設定。

そのニンジンの葉っぱやフルーツを使ったグリーンスムージーとフルーツスムージーは、おなかにしっかり溜まる満足感と爽やかさなので、是非試していただきたい一品♪




野菜の他には、「緑米」や「小麦粉」も販売中。7月4日満月期に収穫、7月24日大安に製粉した田村農園の南部小麦全粒粉「満月小麦」は、ネーミングも抜群。
その満月小麦を使ったピザも、炎天下の中、ピザ釜で焼きたてを提供中。

トッピングの野菜はもちろんCosmic Energyの野菜であるが、トマトソースにはTOUMAI菜園自家栽培のトマトを使用し、コラボピザが実現した!!





しかし今日にこぎつけるまでには長い道のりがあった。。。

冬の寒さが長引いたせいで種まき等の作業が遅れたり、長雨の影響で予定していた野菜の出荷ができなくなってしまったり。



そして梅雨明けの猛暑の中、毎日炎天下で作業するのは、相当な根性と熱意と愛情がなければやっていられないだろう。

そんな、野菜に愛情をたっぷり注ぐ田村夫妻のトークショーは、27日14時〜、17時〜、そして28日14時〜開催!!
しかも美味しい「お野菜ブランチ」つき!!
明日28日のトークショーはまだご予約ができるので、お見逃しなく!!

野菜もたっぷり用意しているので、お買い物だけでもOK!

元気いっぱいの野菜を食べて、夏を美味しく楽しもうニャ〜!!








2012-07-26

タケトinマレーシア【番外編】だニャ〜


マレーシア4日目。その日事件は起こった。(長いので、お暇な時の読み物としてどうぞ)

ホテルマヤを出た私はスリアKLCCをウインドウショッピング。その後、ペトロナスツインタワー下の緑あふれるKLCC公園で休憩しようと歩いていた。


「バサッ!」
うわっ、びっくりした。となりでいきなり日傘をさすマダム。
「Sorry..」

「問題ないっす、じゃ。」
と歩き出そうとした所、
「chinese?」
「ノンノン、アイムジャパニーズ」

以下、私の聞き取れた範囲での会話を日本語訳にてお送りします。



マダム(マ)「日本人なの?うちの娘は前に日本に留学していたわよ。ワシダ大学って知ってる?娘は日今マレーシアで日本語学校の先生をしているの」
タケト(タ)「ワシダワシダ・・・ああ、早稲田ね!へー日本語学校のせんせいを~そうですか~」
あはは、それではご機嫌麗しゅうマダーム。また合う日まで。

とさよならしようと歩き出そうとするも、はなれないおばちゃん。

マ「私も少し話せるのよ。ちょっと待って、娘に電話してみるわ。そういえばあなたは結婚してるの?」
タ(あーそれでさっきから少し日本語混じりで話してるのか。)
「結婚はしてないですよ」
(っておいおいなんで娘に電話してんの?日本国籍が欲しいのか・・?あやしい。。)

と思いつつも、日本語が通じることが少し嬉しい私はもう少し世間話につき合うことにした。

マ「今日本人の男の子と話しているのよ。今からうちでご飯食べるのよ。電話かわるわね」
タ(え!?いつご飯食べる話になったの!?全然そんな流れじゃなかったじゃん!おれ見逃した?聞き逃した?)
娘「ハーーイ、コニチワーー。ワタシニホンゴハナセマース。ゴハンタベルー?オーーケーー?」
タ(おいおいどんな話の流れだよ)やたらとゆったりとした口調で話す娘。
タ「私も日本語話せますよー。こんにちは。初めましてー。ご飯、ね。ご飯。うん、ご飯。ご飯、おれ食べに行くんですか?(半笑い)」
娘「イエース、アナターウチクルー。オーケーーー?」
タ(なんだこれは。初対面で家に連れ込まれて、お昼ご飯をごちそうになって、その対価として、娘を紹介されて、まあまあつき合ってみなよ、そしていつの間にやらマレーシア娘と結婚!おめでとー!!・・・なんてシナリオはおれの人生にはないですよ。

タ「うーーーん、ご飯ー?」
マ「30分くらいならいいんじゃない?」
頭を整理して状況を飲み込み、考える。

(マレーシア4日目、明日には帰国。この四日間、たいして面白いこともない。このまま日本に帰っても「楽しかったよー」で終わってしまう。そんなことをあのTOUMAIスタッフのみんなが許す訳がない。
そして目の前に転がるびっくり箱。鬼が出るか蛇がでるか。虎穴に入らずんば虎児を得ず。・・・とまあ、そこまで自分が何を求めているのかわからなくなってきたがとりあえずついて行ってみようかー!ふっふー!)

タ「オッケー!いくよー!」


タクシーに乗り込むマダム&タケト。
マ「タビロ~」とスナック菓子を差し出して来た。
(日本語で「食べろ」と行っているらしいが、なまっている。これが東北なまりっぽくて、東北出身の私は和む。)

タ「あ、いただきまー・・・」

そのとき、ふと頭をよぎる白川由紀さんの言葉
ゆきさん「睡眠薬強盗には気をつけてね!よくあるらしいから!」

タ(うっ・・・。これに睡眠薬が盛られているのか・・?いや、でも眠くなるという覚悟があれば、きっと耐えられる!おれ、カフェインも効かないし。)
という訳のわからない論理で自分を納得させ、

タ「・・・・ーす」

スナックをひとかじり。でもそれ以上はやめておいた。

タクシーで10分ほどの場所にそのマダムの家はあった。

「おおよくきたねー!いっらしゃーい!」

温かく迎えてくれるマダムの旦那さん、マダムのいとこのおばちゃん、マダムのいとこのおばちゃんの娘。
あれ?日本語教師をしているというマダムの娘は?

マダムのいとこのおばちゃん「今ね、彼女は病院に行っているのよー」 さらに雲行きが怪しいな。

マダム旦那「とりあえず食事の前にコーヒーでもどうぞ」

コーヒーをいただく。

マダム旦那「日本人?結婚はしているのかい?」  やはりそこがどうしても気になるのか。。
マダム旦那「いつからいるんだい?マレーシアは初めてかい?仕事?休暇?日本はどう?こっちは暑いだろう?これはインドネシアのテレビ番組だよ。昨晩は雨だったから映像がうまく映らないんだ。アンテナが調子悪くてね!」

おう、おおう、、質問攻め。旦那ぁ、そんなマシンガントークついていけませんぜ。

マ旦「ところでおれはカジノのディーラーをしていたんだよ。もう引退したがね。ところでカジノで大儲けできるとっておきのテクニックがあるんだ。教えてやるよ!こんどマレーシアに来た時はそれで一儲けしようぜパートナー!」

タケト「おーありがとうございます(棒読み)。また今度来ることがあったらねー(棒読み)」

マ旦「ご飯が出来たみたいだよ、タベロ!」タベロはみんな日本語なんだ。

食卓につく。えーと・・・ご飯とぉ、インゲン炒めとぉ、豚肉の皮を煮たヤツぅ?
あとはあとはー?

マダムのいとこ「タベロ!」

あ、はい、いただきまーす・・・。
まあちょっと面白いかなと思って付いて来てみただけだし、いきなり人の家にあがって出て来たご飯に文句を言うのも筋違い。「おいしいです!」もりもり食べ進める。実際、インゲンの炒め物は美味しかった。マレーシアの味付けは日本人向けだと思う。
マダムいとこ「日本のナショナルフードは何?」
タ「えーと、味噌汁とか、寿司ですかね」
マダムいとこ「たしかに私もよく知ってるわ。マレーシアは、ナシレマよ。お肉なんかと一緒に食べるの。」
タ「ナシレマね。へー。今食べているのは違うんですか?」
マダムいとこ「違うわ。今晩にでも食べてみるといいわよ!」
そうですね、食べてみよう。
さてさて、ささっと食べてお暇しますかね。お土産も買いに行かないといけないし。
「ごちそうさまでしたー!美味しかったです、ありがとうございましたー!ではおれはこれで・・・」

マダム旦那「食べ終わったか!よし、じゃあさっきのカジノのテクニックを教えてあげるよ!」
タ「え、いやいやいいですよ・・」
マ旦「まあいいからちょこっとだけだ!な!」
タ「え、あー、はあ・・・」
奥の部屋に連れて行かれる私。さらに雲行きが怪しくなって来たな。。


4畳ほどの狭い部屋に4人がけのテーブル。奥に座らされ、向かいにマダムの旦那が座る。私のとなり、入り口の扉がある側にマダムのいとこが座る。退路を塞がれた!おーい、大丈夫か。。
とりあえず、そこから40分ほどの間、ブラックジャックの手ほどきを受ける。私が英語が堪能でないことに加えてブラックジャックの正式なルールも知らなかったので、余計に時間がかかったのだろう。そこからさらに30分ほどかけて、その儲かるテクニックとやらの説明を受ける。
そのテクニックの、なんとまあ稚拙なことか!
ひとことで言えば、というか一言でしか言えないのだけれど

「マダム旦那が対戦相手のカードを盗み見て、指のサインでタケトにそのカードの内容を伝える」というもの。

ええー!幼稚園児でもわかりますやん!思わず関西弁で突っ込んでしまうよ!

そこへ旦那の携帯に、一本の電話が入る。

マ旦「ああ、Mr.リコー。ん?これから来る?わかった、待ってるよ。麻雀?オーケイ。じゃあ30分後に」

さらにさらに雲行きが怪しくなって来たなぁー・・・
マ旦「いまからリコーが来る。おれの麻雀仲間だ。彼は金持ちで、そしてゲイだ。彼とこれから一緒にゲームをしよう!麻雀はできるか?」

タ「できないっす。」

マ旦「そうか・・・あ!いいこと思いついたぞ!さっき教えたテクニックをつかってMr.リコーから金を巻き上げようぜ!なあマイパートナー!君と僕はパートナーだ!」

タ「(いつからパートナーになったんだ)えー、いや無理でしょ。むりむり!そんなの無理ですよ!(しかもリコーさんゲイって!その情報いらないでしょ!)そもそも30分くらいで帰れるって言ったから来たのにー!」

マ旦「あん?なんでだよ?確実に儲かるのに、このチャンスを逃す手はあるか?ないだろ!確実に勝てるんだ!」

タ「(確実にバレるでしょ!声にドスが利いてきてるし。半分睨みつけてくるし。。さっきまでの気のいいおっちゃんはどこにいっちゃったんですか)いやーむりむり。ダメダメ。もうだって時間ないし!過ぎてるし!帰る帰る!あたしゃ帰るよ!」

すると突然焦りだす、となりに座っていたマダムのいとこ。
マダムいとこ「帰るの?もう時間ないのかい?マダムの娘は18時に帰って来るけど、それまではいられないのかい!?」

タ「(今15時でしょ・・・いやだよこんな状況であと3時間も拘束されるの!そもそも今日はお土産を買うための日だったのに、全然時間なくなっちゃったじゃない!)いやー時間ないない。ないない。ないです!」

マダムいとこ「わかった。じゃあ送ってこう。急いで。車を用意してあるから。」

何故急に焦りだしたのか、何故こんなに急かされるのかもわからないまま、みなさんにろくに挨拶もせず家を出る・・・というか追い出される。表に停まっている車。準備がいいなぁー・・・怪しいほどに。

マダムいとこ「早く乗ってーダイジョウブダイジョウブ!」

この車に乗ったら、どこか人気のない所に連れていかれ監禁・・・
はたまたコンクリートで固められ、クアラルンプール湾(なんてあるのかしらないが)に沈められる・・・
それかこのまま病院に直行し内蔵を売られるとか・・・
いやいや、そんな危険なことはないよな・・・

不安と共に様々な憶測が頭に浮かんでは消え、浮かんでは消えて行く。
しかしこの状況では乗るしかないか。乗車拒否しても何されるかわかったもんじゃない。

マダムいとこ「これから病院に行くからね」

うそー!内蔵売られるパターンだったーーーーーー!予想的中!正解!
スーパーヒトシくんを下さい!

マダムいとこ「実はうちのグランマが心臓病なの・・・」

ん?いかんせん流れが読めない。とりあえず話を合わせる。

タ「難しい病気なの?」

マダムいとこ「ええ、明日、手術なの・・・」

そんなときに何見ず知らずの日本人呼んでご飯食べさせたあげく金儲けの話しているんですか!
あ、ああ、待てよ・・・もしや・・・

マダムいとこ「今から行く病院が遠いのよ・・・だからお願い・・・あなたの気持ちでいいから、持ってるだけのお金をガソリン代として置いて行ってくれない?もちろん、ここから一番近い駅にあなたのことは送ってあげるわよ」

そういうこと!?一連のこの流れ、この金欲しさの演技ですか、まさか。
面白半分でマダムについて来たものの、本当にこんなことにひっかかってしまうとは・・・。
いや、でも心のどこかでうすうすわかっていたはずだ。こういうことが起こるであろうことを。

タ「えー、うーんとりあえず駅まで送ってくださいよ?
マダムいとこ「わかった。だからガソリン代頂戴ね?」

今考えると、お金なんて置いて行かずに怒って降りればよかったのだが、この時は頭が混乱していて、冷静な判断ができなかった。

マダムいとこ「駅に着いたわよ。はい、ガソリン代は?」

働かない頭で考え「今これしかないですよ。ごめんね。と、手持ちの半分の20リンギット(日本円で7000円くらい)を置いて降りた。
そして馬鹿丁寧に「ご飯ありがとう御座います!」の言葉を添えて。

マダムいもうと「また会おうね!また来なよ!」

走り去る車。呆然と立ち尽くす私。次第に回転し始める頭脳。
ああ、やっぱり、金とられたんだなおれ・・・
でも命とられなかっただけましだな。こんな手口もあるんだな。

先ほどまでの緊張感と、まったく平和な日常の目の前の風景のギャップ。駅の構内を人々が素知らぬ顔で行き交っている。
ああ、日常と非日常はこんな風に隣り合わせで存在しているのか。

あ、思い出した。
そういえばゆきさんにもう一つ忠告を受けていたな。
「目が笑っていない人には付いて行かないでね。これは万国共通の法則。」

確かに日傘を開いた時のマダム、半分くらいしか目が笑っていなかったなぁ・・・

一つ大人の階段を昇った私は、電車に乗り込んで宿へと向かった。。。


「何はともあれ、タケちゃんが無事に帰って来てくれて良かったんだニャ〜!!」

2012-07-25

タケトinマレーシア4日目&5日目だニャ〜



【4日目】
9時起床。朝食バイキングに向かう。
さすが、高級ホテル。値段に見合っただけの物を出している。
初日のホテルとは大違いだ。種類が多い!
その場で焼いてくれるオムレツ、サーモンのミニキッシュ、牛肉のテリーヌ、おかゆにトッピングの数々、中華風の味付けのされた具が詰まったピロシキのようなもの、そしてフルーツジュースには珍しいスイカのジュース、デザートやフルーツも・・・全部おいしそうだ。



オートミール(左)、メロンのアップルジュース漬け(右)。


綺麗な螺旋階段が見え、目の前には水が流れている。優雅な気分。

【悪夢再び】
食べた食べた。せっかくホテルに泊まるのだから、やっぱりこのくらいのレベルじゃないと。
大満足で席を立ち、部屋に向かう。
しかしここでまた問題のあのエレベーター。また動かなかったらどうしよう。
とりあえず〈上〉のボタンを押す。
到着するエレベータ。すると運がいいことに、他の客が乗って来た!よし、この人と一緒ならなんとか上に行けるんじゃないか?
緊張しながら〈12階〉のボタンを押す。

・・・・反応しない!

もうひとりの客は〈6階〉のボタンを押す。

・・・・反応しない!


よし、心を決めてもう一度〈12階〉を押す私



・・・・・・・・・反応しない!



さらに続いてもう一度〈6階〉を押すもうひとりの客・・・いや、「もうひとりの客」なんて言い方はもうやめよう。もはや君と僕は友達だ。広い地球の上にあるホテルマヤ内のこの狭い密室のなかでわかり合える唯一の仲間だ!


そんな馬鹿げたことを考えていてもエレベータは反応しない!
一瞬目が合い、エレベータの動かし方もわからない無知な仲間同士、苦笑いし合う。
エヘヘ・・・どうしましょうね?

と、扉が開き、別の客が乗って来た。おもむろにポケットから取り出したるは・・・カードキー?
〈開〉〈閉〉の下方にあるスロットルにカードキーを差し込み階数ボタンを押す「別の客」。


・・・反応した!そして動き出すエレベータ!
そんな単純なシステムでしたか・・・。
またもや(エレベータの動かし方もわからない)仲間同士、目を合わせ苦笑い。
エヘヘ・・・簡単でしたね・・・。


「別の客」のおかげで無事部屋に戻れた。
風呂に入り(また泡風呂にしたのは秘密です)、身支度を整える。
今日はショッピングデー。お土産を見て、今日こそはマレーシア料理を!


【ショッピングセンター巡り】
噂のペトロナスツインタワー。途中のブリッジの展望台まで昇れるらしいが、あまりの人気のため、朝8時頃から整理券が配られるらしい。高い所は好きだが、並んで整理券までもらって昇るのもどうかなぁ。なんか時間がもったいない気がしていたので、下からの写真を撮って満足。

記念撮影する観光客。みんなタワーを見ています。

余談だが、このタワーのうち一本は日本の建設会社が建てたものだという。


 タワー下のショッピングセンター、スリアKLCCへ。

やっぱりというかなんというか、中身は日本のショッピングセンターと代わり映えがしない。グッチやコーチなんて高級ブランドも揃っているし、ユニクロだってある。
うーん、クアラルンプール、都会だな。


電車で移動し、ベルジャヤ・タイムズスクエアへ。
 広い。

 店の天井が池みたいになっている!

ワダ?


さらに移動。ベルジャヤ・タイムズスクエアから徒歩10分くらいのところにある
パビリオンへ


様々なショッピングモールを回ったがどこも似たようなものだった。日本でも買える物ばかり。ちょっと時間を無駄にしてしまったかもしれない。
次はチャイナタウンかな。チャイナタウンには露天や雑貨屋も多く、ご飯もおいしいお店が揃っているようだ。
amahinaの雑貨も仕入れられるかもしれない。行ってみよう。

【チャイナタウン】

移動中に見かけた女の子たち。みんなスカーフでおしゃれをするんですね。



チャイナタウン。


スリ・マハ・マリアマン寺院。通りすがりに偶然発見。

チャイナタウンは人が多く、活気がある。ペナン島の屋台街ガーニー・ドライブに近いような熱気だ。でももっと身近なところでこの熱気を感じたことがあるような・・・あ、あれだ、上野のアメ横!雰囲気が似ている。アメ横にこんな寺院はないだろうけど。


チャイナタウンを練り歩くも、よさそうな土産もの、雑貨は見つからない。
休憩がてらお茶でもしようか。
TOUAMIスタッフとしてはやはりマレーシアのカフェも見ておかないと!
ニョニャ料理も食べられるという、パープル・ケイン・ティー・ハウスへ。

中国風の店内。




ドリンクとスープ、ご飯、デザートのセットを注文。


お通しか。ピーナッツを柔らかく、甘じょっぱく煮付けたもの。初めての食感。

鶏のもも肉を一本丸ごと柔らかく煮込んだものとライス。青菜炒めが付いている。
ライスの上にはザーサイのようなものと、棗が乗っている。


スープには固い皮の付いた瓜だろうか。
見た目が黒っぽいのでスパイシーなものを想像していたが、意外とあっさり塩味。
なんの味だろう。豆豉と一緒に煮てあるのかな。おいしい!日本人の好きな味だと思う。

イチゴ風味の杏仁豆腐のような・・・フル○チェみたいな味。
ごちそうさまでした。



会計を済ませてパープル・ケイン・ティー・ハウスから出ると、空が紫に染まっていた。
もう日が落ちる。そういえば4日目にしてはじめて空をゆっくり見たかもしれない。今日も歩き疲れたな。
今晩の宿に行って休むとしよう。おやすみなさい。


【5日目】
マレーシア最終日。今日はもうバスで空港に向かい、飛行機に乗って帰るだけだ。
なぜか2人分の席のチケットを買ってしまったらしい私は広々とシートを使い、快適なバスの旅。(余談だが、3日目のホテルマヤでもなぜか2人用の部屋を取ってしまっていた)

バスの中から見たクアラルンプール鉄道駅。1910年の建築物だと言う。

遠ざかって行くクアラルンプール市街。楽しかったよありがとうマレーシア。

空港に着きチェックインを済ませる。お腹もすいたし、日本に帰る前に最後のマレーシア飯といきましょう。
昨日道端で知り合った人から聞いた「マレーシアのご飯と言ったらコレ!ナシ・レマ!」
ナシ・レマを注文。
ナシ=ライスというのはわかるが、レマってなんだろうか。

注文時に「ビーフ?チキン?」と訊かれ、ビーフを選んだ。
まずは煮込んであるビーフを一口。ん、うまい。トマトも入っているのか、ビーフシチューのような味。目玉焼きを崩し、ご飯と一緒に食べる。ココナッツミルクで炊いてあるご飯だ。ココナッツの甘い香りと合わさると牛肉が尚おいしい。さらにライスの右横に添えてある赤いソースをもまぜまぜ。辛い!ナンプラーの風味がする!うまい!
さらに手前に添えてある小魚と豆のフライも合わせてポリポリ、ザクザク食感が加わりうまい!!つまり、ナシ・レマ、うまい!!!


結局レマとはなんなのかということはわからなかったが、満足して日本に帰れそうだ。
(帰国後調べた所、レマとは「油」のことだそう。ナシ・レマを直訳すると「油ご飯」だが、一般的にはココナッツミルクで炊いたご飯に辛いソースや目玉焼き、フライドチキンや肉の煮込みを合わせて食べる物の総称のようだ。)




無料Wi-Fiを使うため空港内のスタバへ。便利ですねスタバ。
一応メロン社長に安否報告をしておいて、と。さて、帰りますか。


帰りの飛行機は、美人だけどチャン・グンソク似のCAさんに見惚れていたら8時間はあっという間でした。



・・・・というわけでタケトinマレーシアレポート、お付き合いいただいた皆様ありがとうございます。
このマレーシアで食べた料理、受けたサービスの数々、経験を生かしてこれからもTOUAMIの料理を進化させていきたいと思います。これからもよろしくお願いします!



・・・・あ、そういえばもうひとつ料理を食べたんだったな・・・そのレポートは番外編でお送りしますか。


















2012-07-20

タケトinマレーシア3日目ニャ〜

まったく、タケちゃんといったらマレーシアから帰国して一週間も経つというのに、まだレポートを全部提出していない・・・今週末のカリビアンナイトの準備で忙しいのもわかるが、しっかりして欲しいものだ。今日届いた3日目のレポートをご報告ニャ〜

【3日目】


9時起床。昨晩からすっかり意気投合したアザニに別れを告げ、出発!
今日はマラッカ市街を観光し、その後KL(クアラルンプール)へ戻る予定。

マラッカはマレーシア独特のババ・ニョニャ文化の発祥の地だ。その昔、中国本土から渡って来た中国人男性と、マレー系の女性が結婚した子孫が受け継ぐ文化だ。その文化を受け継ぐ男性のことをババ、女性をニョニャと呼ぶらしい。マレー語を話すが、冠婚葬祭は中国の風習に則って行われる。

という豆知識を挟みながらマラッカ観光。

海軍博物館、海の博物館 

オランダ広場

広場の真ん中のアルパカ?ヤギ?


マラッカ川

セントポール教会



かつてフランシスコ・ザビエルの遺体を少しの間、安置していたこともある教会らしい。
白いザビエル像も立っている。

あ、教会の隅にいるあれは!
メロン社長・・・なわけないか。会いたいですメロン社長!


もう一カ所、見たかったのが、「民族と美の博物館」。
世界各地の民族の奇習と美意識がテーマの博物館らしい。装身具や入れ墨、骨の変形などが写真や模型で紹介されている、と。面白そう!・・・・が、なんと本日休館日。がびーん。せっかく美意識を磨いて普段の盛り付けに生かそうと思ったのに!そうか今日は月曜日か。。TOUMAIと同じ定休日だ。ここは次回マレーシアに訪れた時にまた来よう。


チャイナタウン入り口


寺院


寺院の中の謎のマッスル神


マラッカの町並みは赤茶色のレンガがレトロだな。かと思えば、すぐ近くのチャイナタウンに入れば落ち着いた雰囲気ながらも、あの中国独特の赤・緑・金が映える。これがババ・ニョニャの色調かぁ。

チャイナタウンを抜け大通り沿いを歩き、バスステーションのあるマラッカセントラルに向かう。
と、遠くに見えるのは・・・・AEON!


AEON内部のすし。日本のものを見ると和む。

マラッカセントラルのバスステーションでKL行きのチケットを買い、バスへ乗り込む。




15:30、KL着。今日はホテルに行ってゆったりゆっくりしよう。

ペトロナスツインタワーをさらっと通過し、今晩の宿、ホテルマヤへ。
エントランス


ウェルカムドリンクならぬウェルカムフルーツ


広い部屋。この他、ウォークインクローゼットとバスルームがついてます。
テレビでは日本の相撲と梅ちゃん先生がやってました。


ちなみにここ3日間炎天下の中、汗ダクダクで歩き回っている。マレーシアの平均最高気温は約32℃。平均最低気温は約23℃。日本よりだいぶ暑い。体重計に乗ってみると、この3日間の間に2kgも痩せている!これは汗を流し過ぎだな。。ビールで水分補給しなければ!夕飯へ向かう。


ホテルマヤ内、一階にあるチャイニーズ&ジャパニーズキュイジーヌレストラン「STILL WATERS]
ビールと共に、お通し。お皿と枡の上に乗っている。

チャイニーズ風フライドチキン。


OYAKO-DON。親子丼。

いくらが食べたくて今月のオススメであるという「サーモンの親子丼」を注文する。しかし、その正体はまさかの「サーモンと、鶏の玉子の親子丼」でした。。
ここでもまた日本料理を食べるのか、というツッコミはおいといて。んー美味しい。いくらじゃなかったのはがっかりですけどね。なにより、みそ汁が美味しい。
海外でもこんな美味しいみそ汁が飲めるのか。

TOUMAIでもライブイベントごとに様々な国の料理を出すが、そのときには現地の人が食べても美味しいと思えるような料理を出さないとな。。とりあえずは直近の7月21日のスチールパンのライブ・カリビアンナイトのカリブ料理をがんばらねば。美味しいカリブ料理を作ってやりましょうとも。
やはり美味しい料理を食べると刺激になる。

お腹いっぱいになってしまったので食後のデザートは断り、部屋に戻る。
エレベーターに乗り込む。部屋のある12階のボタンを押す。





エレベーター、反応しない。

もう一度押す。

ん?・・・反応しない。

何度押しても反応しない。どうして?私部屋に帰れないじゃん!

焦る。

とりあえずロビーにもどりソファーに座る。「少しロビーに休みに来ただけですけど?」という顔で。
このホテルでは、毎日ロビーで生演奏が聴けるようだ。

ロビー・螺旋階段の向こうで生演奏が

素敵なJAZZを聴きながらどうしてエレベーターが反応しないのか考える。が、考えても埒があかない。
エレベーターに戻る。「なかなかいい曲だったね。満足したよ」という顔をしながら。

12階のボタンを押す。
反応しない。
ロビーへ戻る。「また歌を聴きにきたよ」という顔で。
それを繰り返すこと3回ほど。

4回目、頼むよ誰か、部屋に返して!泣きそうになりながらボタンを押す。反応しない。
嗚呼。。

すると、突如するすると昇るエレベーター。あれ、動いた?なんだ?わからないけど助かった。これで帰れる。。
所要時間30分。無事に部屋に戻る。
1階から20階くらいまで、吹き抜けになっている


ふう、ご飯食べに行くだけでなんか草臥れたな。

お風呂に入って広々とした部屋でゆっくり休むことにしよう。
ひとりにも関わらず泡風呂にして楽しんだのは内緒です。

部屋からはクアラルンプールのランドマークのひとつであるKLタワーが見える。
これは昼の写真。夜はライトアップされていてキレイでした。
(写真撮り忘れました。すみませんメロン社長。)

ペトロナスツインタワーが見えないのが残念だ。
明日はペトロナスツインタワーを見て、その下のショッピングセンター、スリヤKLCC
を覗きに行くとしよう。

泡風呂で心も体もリラックスしたところで、おやすみなさい!