2014-07-12

メロン in ペルセポリスニャ〜

イランではいくつかの世界遺産を巡ったのだが、その中でも最大の見所とも言われているのが「ペルセポリス」!

紀元前512年にアケメネス朝ペルシアのダリウス1世によって建設がはじめられ、その子どものクセルクセス1世によって完成した宮殿群だ。

当時の宗教儀式、国の重要な儀式、式典はすべてここで行われていた模様。


ラフマト山から切り出した石に刻まれた詳細なレリーフは大変美しく、当時のペルシャが、西はリビア、エジプト、エチオピア、ギリシアまで。
東はインド、北はガンダーラ、ソグディアナ、カスピ海まで途方もない勢力圏を築いていたことがわかる。



ペルーのマチュピチュアやエジプトのピラミッドにも共通しているのが、巨石を正確に切り出して隙間なく積み重ね、どんな方向にもずれないように計算されていること。

インターネットのような通信網や情報、そして便利な機械も無い紀元前に、一体どんな知識とパワーを持って造り上げたのだろう。。。

世界の歴史や人間の不思議に想いを馳せながら次の街へ向かう途中、樹齢4000年〜4500年と推定される「イトスギ」の下でピクニック♪

木陰でドライバーさんがスイカやチェリー、ぶどう等を用意してくれた。

イランのスイカはとても甘く、暑く乾燥した喉をたっぷりと潤してくれるので、いくつでも食べられてしまう。

生絞りのザクロジュースやメロンジュースも最高だった!イランはフルーツ天国でもある。

ピクニックを楽しんでいると、現地の家族から「一緒に写真を撮ってもらえませんか?」と声をかけられた。

彼らに限らず、イランではあちこちで「写真を撮ってもいい?」と声をかけられる。

可愛い女の子達がメロンのことをじっと見ていたので、
「Hi !」と声をかけてみると、
「キャー!」と黄色い歓声があがる始末。
気分はまるで有名人♡

イランは北朝鮮やイラクと並んで「悪の中枢国」としてアメリカに名指しで非難されてしまった国。

しかし、こんなに人々が優しくて治安が良い国は他に見た事が無いってくらい、イメージとのギャップが大きかった!

自分がいかに「固定観念」に囚われているか、そして自分の体験こそが、何よりも真実であることを体感した。

未知の国イラン。
まだまだ奥が深そうだニャ〜!!













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